2015.12.11[Fri]〜13[Sun]
MCR櫻井智也さん作
「俺が読む哲学の嘘」を
あひるなんちゃら
関村俊介さんが
演出した芝居。
中野スタジオあくとれ
でやります。
MESSAGE
文字通り幻の作品、奇跡の復活。
「俺が読む哲学の嘘」
「些細なエピソードからフンワリと浮かび上がる二人の結びつきを語ってくれよ」
日常に潜んでいる「物語」を独特の感覚で描くMCR櫻井さんの脚本を、滑稽な駄弁芝居で不思議な空気感を作り出すあひるなんちゃら関村さんの演出で魅せていく・・・
この組み合わせ、プロデュースする我々がある意味一番興奮しています。今回、強力な助っ人として江崎さん、三瓶さん、吉田さんという3人の客演陣が加わりました。舞台に関してはまだまだ経験の浅い、劇団幕星所属の紺野・都志見・関川が、この個性豊かな座組みの中でいったいどんな化学反応を起こすのか。荒削りで、危うい部分もあるかもしれません。でも、見終わった後にチョットだけ元気と勇気が湧いてくる、そんなお芝居が生まれる気がするのです。ぜひ、中野スタジオあくとれに足を運んでいただき、その目で、耳で、体で、一緒に“体験”していただければ幸いです。
劇団幕星 プロデューサー 三浦達志・田平衛史
縁あって、今回、演出をさせてもらうことになりました。私は普段は、あひるなんちゃら、という劇団で活動していまして、脚本も書いているのですが、このような機会に、自分の劇団と同じことをやるのも、なんだか、つまらない気がしたのです。で、考えた結果、私が面白いと思う作家の脚本を借りて公演をしてみたらいいのではないか、という結論が出ました。私が脚本を書いて演出をする場合「この脚本、面白いですよー!」などと私が言ったところで、自画自賛にすぎず、説得力ゼロです。しかし、今回のように、私が面白いと思う脚本を上演する場合「この脚本、面白いですよー!」と言った場合に、少なくとも、その脚本を書いた人と私の2人は面白いと思っているわけですから、これ!説得力2倍!です。ゼロは2倍してもゼロだからなあ、とか、思った理系のあなた!そうですね!書いてて私も気付いています!2倍のことは忘れるとして、とにかく、説得力は増すでしょう。どうですか?今回、上演するのは、MCRの櫻井智也さんの「俺が読む哲学の嘘」という作品です。2006年に櫻井さんがやっているドリルチョコレートというユニットで上演されたものです。櫻井さんに、この脚本を貸して欲しい旨をメールで伝えたところ。「いいんだけどさ、脚本のデータが、無いんだよね。」という絶望的な返信が来まして、一度はあきらめかけたのですが、当時の出演者に連絡を取って探してもらったところ、奇跡的に、綺麗な状態で残っている印刷された脚本、が発見されまして、めでたく上演できることになりました。そんなわけで、櫻井さんのファンの方でも、おそらく観たことがない方がほとんどであろう作品、それも書いた本人が無くしちゃってた作品、を上演しますので、楽しみにしていただきたいです。もしも、つまらなかったら、全て私の責任です。ご来場、お待ちしております!
あひるなんちゃら 関村俊介
CAST/STAFF
紺野真
(劇団 幕星)
都志見久美子
(劇団 幕星)
関川太郎
(劇団 幕星)
江崎穣
(ハリケーンディスコ)
三瓶大介
吉田信吾
(ブレイブ)
作:櫻井智也(MCR)
演出:関村俊介(あひるなんちゃら)
協力:あひるなんちゃら、MCR、ブレイブ、ハリケーンディスコ
企画:衣川悟
制作:劇団幕星(マクスタア株式会社)
SCHEDULE/PRICE
12月11日(金) | 12月12日(土) | 12月13日(日) |
---|---|---|
15:00 | 15:00 | 14:00 |
19:30 | 19:00 | 18:00 |
※受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前より。全席自由席
- 前売り券
2,800円 - 当日券
3,000円
ACCESS
中野スタジオあくとれ
東京都中野区中野2丁目11-2 サン中野マンションB1
電話 : 03-3384-3495
JR中央線、総武線、東京メトロ東西線
「中野駅」南口改札から徒歩3分